2010年09月21日

鳥女、その後。


LadyBird_0000_レイヤー 4.jpg
 ZBrushに夜コンセプトモデリングで紹介した鳥女。姉妹ブログのSZBLで紹介しているように3DCoatでリトポロジーし、その後Softimageに読み込み、ポリゴンの流れを修正しつつ4角形化し、合わせてデティールを作りこむという作業をしている。コンセプトの段階で方向は決めたのだが、彼女の場合、羽や髪を生やしてみないと本当には良く分らない。とりあえず見込みで本体を進めざるを得ない。次の段階でヘアーを設定してみるとしよう。

LadyBird_0001_レイヤー 3.jpg

LadyBird_0002_レイヤー 2.jpg
 全身像。胸の翼の羽をむしったところを想像してモデリングしているが、実際に生やしたら変更することになるのかも知れない。お尻や太ももは羽毛に覆われる予定。すべて4角形ポリゴンで構成されている。


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2010年08月22日

Sketchbook Pro

人食い案B.jpg

iPadを購入し、あれこれいじっている。趣味のギター系アプリとかは、手ごたえもないのでそんなに使えるわけもなく。はじめは面白いと思っても、すぐに飽きてしまうもの。実用的に使いこなすってこともしなけりゃあな。というわけで、AutodeskのSketchbook Proというアプリを購入し、現在訓練中。どんな状況でどのくらい描けるのかを実験している。描いている内容は、新キャラ案。といっても、基本アイディアはずいぶん以前からあるのだが、いよいよそれを形にしてみようと考えているわけだ。一つ前の記事のQuonは今後も継続するつもりなのだが、気分を変えるという意味やらいろいろあるのである。

で、上の絵は、このブログのかなりはじめのほうで紹介したCrazydragon改。ひとつのキャラにいくつもの要素を押し込めるのはやめて、整理することにした。別にハンバーガーは食べたくないのだが、お外でWifi実験を兼ねてわざわざ近所のマクドナルドに出かけて描いてみたのである。ああ、そうだ。とあるブログで学んだ手作りスタイラスペンもどきの実験も兼ねている。ご覧の結果をどう受け止められるかは様々だと思うが、個人的にはまぁまぁ慣れてきたかしら?でも、やっぱり、ぎりぎり細かいとこまでは追い込めないなぁ。といったところだろうか?
一番の欠点は、筆先が見えないこと。だから、本当にはなかなか思ったように形にヒットしないので、割と手数多くグリグリ描いて掴んでゆくという感じだ。だから、ここまで描くのに結構時間が掛かって正直面倒くさい。実はZBrushにもペイント機能があって、そっちは個人的にフィット感があって、たぶん同じことをやろうとしてもずっと早くて結果が良いように思う。だが、iPadで描けることに意味はある。机の前に座りコンピューターを起動するのとは向き合うまでの気軽さが違う。形は描きにくいし、画面も込み入った絵を描くには小さいのだが、ペイントスタイルが良くできていて、うまく使えばはじめに思ったよりも複雑な表現が可能なことがわかってきた。写実的な油彩画風にも色彩計画を練るパステル画調にも描ける(基礎力があればの話だと思うが)
ハインカラーリング.jpg

パステルに見えるでしょ?これが何かはいずれまた。

で、下のが通勤途中、山手線の車中で描いた形態検討画。10インチの中に全身像を描くというのはどうもせせこましくて苦手だが、はじめに構図を吟味すれば何とか。若干なれたせいか、形へのヒット率も上がってきた気がする。で、頭部は基本同じアイディアなんだけど、足は手を兼ねている。普段は歩いているのだが、場合によってビヨヨーンと伸びて手にもなるのである。上目遣いの情けない表情につられてきた獲物バックリ食べようという魂胆さ。さて、これはなんですか?と問われれば妖怪じゃないですかね。と考えている。
人食い案A.jpg

今後は、素直に市販品のペンでも購入してみよう。もっとスムースに描ける気がする。久々にこういう絵を描くというのも楽しいものですな。などとも思う。

iPadと手作りスタイラスと画板ケース.jpg

これが、Sketchbook Proの画面。ケースは画板タイプ。実際電車内で画板として使用。使い勝手的には、まぁ問題ない。周囲からどう見えてるかは知らんが。ペンは鉛筆フォルダーに天然セルロース性のスポンジのような素材を詰め込んだもの(下は消しゴム)フラッシュ撮影したので手垢がリアルに浮かび上がっている。保護フィルムはしてないが、ふき取りやすくはある。
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2010年06月01日

QuonとBud

QuonA.jpg

 授業やらなにやらでそれなりに忙しくしてるので作品紹介のこのブログはすっかりご無沙汰状態。昨年、神戸ビエンナーレ2009に出品した作品についての報告を書くための準備を進めるにあたり、画像を用意したので掲載してみた。彼の名はQuon。まぁ、何となくなんだが、終わることのない闘争心を象徴している。基本のモデリングはSoftimageで、テクスチャリングはZBrushで制作した。被写界深度が浅いのでマクロレンズで撮ったフィギュア風だが、これはSoftimageで描き出した深度情報(奥に行くほど暗い色になる)を使い奥の方を選択し、フォトショップのレンズブラーでぼかしたもの。色調整には、赤チャンネルだけを取り出して、オーバーレイで重ねたりしている。特に根拠はないが感じが良いように思うので。などという合成にまつわる記事は、Softimage ZBrush Beginners Luckに近いうちに取り上げたいと思う。

FXTreeB.jpg
これが、深度情報。Softimage的にはZPicという。FXTreeで深度情報の階調を調整しているところ。

FXTreeA.jpg
これがレンダリングしたまんまの画像。FxTreeで被写界深度の設定をしようと思ったのだが、ちょっと面倒なのでフォトショップでの作業に切り替えた。アニメーションだったら、迷うことなくFxTreeで作業する。

QuonBudA.jpg
で、これがHanumeの息子Budに制御されるQuon。3DCGZOOではHanumeともども立体映像のアニメーションとして展示した。

Quonの体表のデザインはテクスチャリングを施すまで考えていなかったのだが、まったく架空の、しかも動物とは言い切れないキャラクターなので、文様めいた柄にしてみた。その文様のせいもあり、アジアな雰囲気、仏教の影響が感じられるかもしれない。奈良の安倍文殊院にある快慶作「文殊菩薩」は大学の古美術研究で知って以来好きなので、そういった影響が出ているようにも思う。別にBudが文殊様という設定でもないのだが…。ただ、全体としては力任せに振舞うQuonを知恵で制御するBud(英語で芽という意味)という構図ではある。

ところで、最近考えているのだが、蟻にとって人間はどのような存在だろう?蟻なりに3次元の空間を持っているのだろうが、人間から見れば、地面だろうが、木の幹だろうが、天井だろうがどこもかしこも一続きの2次元の世界に生きているように見える。彼らとはまったく別の存在であろう人間は、もしかしたら蟻にはまったく感知されていない可能性があるのではないだろうか?観察しようと近づいても決して逃げたりしない。踏み潰そうと思ってもよほど狙いを定めない限り実際には難しい。で、もしかしたら蟻と人間の関係のように、人間とは異なる次元の住人が人間を見下ろしているかもしれない。それが、QuonやBud、Hanumeだったりして。などと考えてみたり。宗教的な意識はまったくないが、これらのキャラクターの位置づけを考えるうちに思い至る。とすると彼らは神様?いや、単に都合なんだが。これから、どうしよう。
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2010年04月18日

模擬授業告知

SpringHanume.jpg

今週4月24日土曜日。
神戸芸術工科大学のオープンキャンパスにおいて
13:00からコンピューターラボラトリーにて模擬授業を行います。
Softimageを体験してみたい高校生諸君!
ぜひ参加してくれ給え。
別に中学生でも社会人でも良いよ。

ネタはまだ考えていない。が、
面白いぞぉ。きっと。

詳しくはリンクから神戸芸術工科大学へ。
よろしく。
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2010年04月16日

MEKARATE読解V

Sc04C010029.jpg
Scene09:エレベータがたどり着いたのは乳離君の深層心理。だったのだぁ。

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Scene10:お向かいのエレベーターから何者かが登場する。

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Scene11:脚部が高速回転を始め浮上。短い距離を意味もなく飛翔するマザードロイドぉ!と、飛べるんだぁ。

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Scene12:着地。

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Scene13:マザードロイドの腹部に反射する乳離君。ライトが点灯し、操縦する者の顔が浮かび上がる。

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Scene14:逆さまになっているのでわかる人はまずいないのだが、この操縦者は、乳離君自身。マザードロイドは抑圧された彼の自己破壊願望の象徴なのである。ご対面。

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Scene15:マザードロイドは再び距離を置き、右腕からコクピット内の荒んだ乳離君の願望を物質化し、放つ。

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Scene16:放たれたのは欲望亡者メカラテ(目から手)この化け物が乳離れ君の良心を破壊する。

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Scene17:現実に戻る乳離れ君。しかし、もはや以前の彼ではない。武装した歩行戦車に載り、歩き出す。

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Scene18:彼自身が欲望亡者と成り果て反社会的な存在へと変貌を遂げる瞬間。
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2010年04月11日

MEKARATE読解U

Sc02C040010.jpg
Scene05:何故か椅子に縛り付けられた状態で目覚める乳離君。

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Scene06:エレベーターに押し込まれる乳離君。

Sc03C020120.jpg
Scene07:エレベーターのボタンを押すためだけに登場するDr.Airというキャラクター。どこにする?と訪ねるくせに勝手に行き先階を指定する。おせっかいで噂好きの乳離君の同僚のイメージ。

Sc03C050174.jpg
Scene08:そしてエレベーターは?階へ。意識の深層へと進む。


DrAir.jpg

で、これが全身?像。
アーム先端がちょっと違う。
劇中で、ボタンを押させるために指に変更。
シモゼミバナー.jpg

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2010年04月07日

MEKARATE読解

 せっかくビデオを見てくれても、意味わかんない。なんて人が多いような気もするので、どういったつもりで作っているのか、一応の筋を解説してみよう!かな。ちなみに背景に電話の時報サービスが流れ、午後11時59分を連呼する=進まない。しかし、ラストで主人公が怪物に変身した瞬間から再び時間が動き始め、午前0時0分になる。のは気づいたかな?果たして意味はあったのだろうか?

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Scene01:主人公の乳離仙蔵(チチバナレセンゾウ)君は仕事に追われて今日も残業。意識朦朧としながら何とか仕事を続けようとする。

Aio.jpg
Scene02:夢その1。重い仕事を背負っているが、何らかの事故でクラッシュし、面目丸つぶれ(で、頭部の顔写真を止めていたピンをはずし、写真が飛んでゆく)そして責任を取らされている(手にしたピンで切腹をする)言葉を使わずに乳離君の状況を説明することを試みている。

Sc01C01TV0002.jpg

AdDream0012.jpg
Scene03:目覚め、最後の力を振り絞り仕事に取り組もうとする。しかし、すぐに深い眠りへのカウントダウンが始まる。

Sc02C01All0044.jpg

Sc02C040010.jpg

Sc02C03R0636.jpg
Scene04:夢その2。深い眠りに入りこむ。この双頭のロボットは乳離れ君に仕事を押し付けた上司の彼の中でのイメージ。乳離れ君はいすに縛り付けられていて身動きがとれず、上司らのなすがまま。


Administrator.jpg

こちらが全身象。
今日は乳離君状態になってきたので続きは明日以降。
ということで。

シモゼミバナー.jpg
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2010年03月30日

Beautiful Bad Design

「検尿さん」のところであらすじを伝えたムービーをあげる運びとなった。2004年の夏に完成ってことにしたような記憶。気を悪くする人はいないと思うが、決して女性蔑視とかって意味ではない。どちらかと言うと男って馬鹿だよね。って感じだ。

Beautiful Bad Design from Hiroyasu Shimo on Vimeo.

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2010年03月27日

検尿さん

昨日の記事の続きをお話しよう。何を目的に作っているかについて。
過去のアニメーション作品に「Beautiful Bad Design」というのがある。制作当時、ZBrushは3Dを扱うものではなかったので使っていない。Softimage/XSIによる制作。
登場キャラクターは、以下の二人(?)
内臓に病気を持つ男。(図は手術後の姿)
UncleShout.jpg

と検尿機能付小便器型アンドロイドだ。
CrySister.jpg

あらすじ。
01:内臓疾患を持つ男がトイレを訪れる。
SisterScene00.jpg

02:スペシャルな便器が設置されていた。一瞥するだけで男の健康状態を見抜く。
SisterScene01.jpg

03:しかし、男は「まさか」と信じない。恥ずかしさもあり、検尿を断るが、彼女に誘導され、結局検尿をすることになる。
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04:その結果、重篤な状態にあることがわかり、彼女は男に病院に行くことを勧める。ショックを受ける男。
SisterScene04.jpg

05:しかし、男は拒み逃走する。彼女は配管を差し替えて追いかける。
SisterScene02.jpg

SisterScene03.jpg

結果的に男は病院に送られ、腹に蛇口をつけるという大手術により一命を取り留め、救ってくれた彼女に慕うようになる。健康を取り戻した報告をトイレに行くが、すでに彼女の姿はなかった・・・という悲しい恋の物語なのである。

この作品は、2004年のSiggraphに応募するが落選した。後にそのときの審査を担当されたポリゴンピクチャーズの塩田社長が神戸芸術工科大学にいらした際にポートフォリオを見ていただいたところ「あー、これは志茂さんだったのかぁ」と驚かれた。気にはなっていたのだが、宗教上の問題が生じるという判断があり、落選したことをそのとき明確に知ることができた。「クォリティーの高いCGでなんてお馬鹿な内容を作るのか」と裏Siggraphと称して落選作品を見る会で話題になったと教えてくれた。

わざわざアニメーションを作るくらいだから、私自身このアイディアを捨てがたい。(詳細はいずれ報告するが)昨年の神戸ビエンナーレで展示をした際にも、女性の観客にも喜んでいただけていたようでもある。というわけで、宗教色を廃してリニューアルしようというのが、今回の計画である。で、新たに計画したデザイン画がこれだぁ。
NewSister.jpg

腕は通常時には本体に収納されている。足は、床下に収納されていて必要になったら配管を引っ込め、付け替える。ひざから下は現代的な義足に見られるようなカーボンファイバー製のブレードタイプだ。かなり早く走れる。頭から出ているのはたぶんアンテナ。こういうのが可愛くなるのかな?と思って。しかし、下腹が出ているようなバランスは、ちょっとなぁ。というわけで昨日東京国際アニメフェアからの帰りの電車の中で考案したのがこれ。
NewNewSister.jpg

尿を受ける部分を腹から胸の位置に移動すれば全体にセクシーなプロポーションになるじゃん!などと描いてみた・・・が、顔の位置が恥ずかしい。などという別な問題が起こる。まぁ、それが良いという意見もあるかもしれない。などと混迷する。どうしよう?

普通はこんなことをさらすことはしないが、ブログのはじめに約束したのであげてみた。いえいえ、別に意見を求めているわけではない。
posted by hrys at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | Softimage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

マザーショット!

アニメーションは、いずれ何とかすると言うことで、とりあえず彼女が右手から物質化された思念を発射する瞬間の連続画像をば。
SMW.240.jpg
SMW.300.jpg
SMW.360.jpg
SMW.420.jpg
posted by hrys at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Softimage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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