2012年08月30日

ZBrush4R4 新機能IMM検証

IMM_22.jpg Zbrushを国内販売しているオークにも日本語の解説が出たので、幾分わかりやすくなったZBrush4R4の新機能だが、やっぱりやってみなくちゃわからないので、やってみた。今回のテーマは、IMM=インサートマルチメッシュだぁ。

R3で導入されたダイナメッシュは、1:別に制作したオブジェクトを重なりを排除してひとつのオブジェクトにまとめてしまう。2:ポリゴンの密度にばらつきを是正し、均一化する。というものだ。「これはいい!」と大喜びで使っている。のだが、かなり作り込んだものに別の要素を加えたい場合などには、解像度を上げても形状が甘くなってしまうという。まぁ、弱点といえば弱点だ。R4で導入された、IMMはこの問題を解消するものだ。簡単に言うと、ポリゴンの密度が異なるオブジェクト同士を「うまく」「簡単に」「早く」つなげちゃう機能。なんじゃないかな。


IMM.jpg
Step01:まずは、土台になるオブジェクトをZSphereで準備する。

IMM_02.jpg
Step02:ワイヤー表示すると、ZSphereで制作したオブジェクトは、はじめからポリグループを持っていることがわかる。

IMM_03.jpg
Step03:必要な部分をポリグループ化する。この場合、ピンクになったポリゴンだけを表示(Ctrl+Shiftキーを押しながら、任意のポリゴンを囲む)
その状態で、Tool→Polygroups→GroupVisibleボタンをクリックする。(表示されている要素をグループとする)これで、受け入れ準備OK。

IMM_04.jpg
Step04:こちらは、挿入するオブジェクト。以前にダイナメッシュなどを使って制作した手を、ReMessherでリトポしたもの。接合したい部分のポリゴンを削除する必要がある。やり方は、削除したいポリゴンをポリグループ化し、その部分だけを非表示。Tool→Geometry→Modify→DelHiddenを実行する。

IMM_05.jpg
Step05:で、このオブジェクトをInsertMeshとして登録する。ブラシをクリックし、最下段のCreate InsertMeshボタンをクリックする。とりあえず、Newボタンを押し、新規登録。Appendボタンは、すでに準備されたInsertMesshのグループに追加登録するときに使うようだ。

IMM_06.jpg
Step06:次に本体を呼び出し、挿入したいポリグループ上でクリック。ここに挿入するぞ。という意思表示をするようなもの。

IMM_07.jpg
Step07:そのままドラッグ。すると、InsertMeshとして登録したオブジェクトが現れる。

IMM_08.jpg
Step08:InsertMesh以外にはマスクがかかっているので、そのまま、位置、方向、大きさを調整する。

IMM_09.jpg
Step09:マスクをはずし、Ctrlキーを押しながら、オブジェクト以外の領域でドラッグ。すると、一瞬にしてローポリの本体とハイポリの手を見事に結合する。ただし、本来ならこれは極端すぎるだろう。

IMM_10.jpg

IMM_11.jpg
Step10:ここからは、おまけ。調子に乗って、じゃこれは?と作業を続けてみた。以前に制作したKokkaのつま先。接合部分のポリゴンを削除してある。でも、細かすぎ。

IMM_12.jpg
Step11:というわけで、ReMesherでリトポをすることにした。前の記事で、Topologyブラシを使って、ポリゴンの流れを指定すべし。と書いたが、QRemesherGuideという専用のブラシがあった。また、Topologyブラシでガイドを描いて、ポリゴンを生成してしまったとしてもReMesherには影響がない。

IMM_13.jpg

IMM_14.jpg
Step12:ReMash!上が、Target Polygon count 15。下が、20。今回は下を採用。ちなみにCStiffnessは15。マスキングなし。InsertMeshとして登録する。

IMM_15.jpg
Step13:本体株に受け入れ準備。ここの場合、ポリゴンを削除して穴が開いてしまったので、Modify Topology→Close Holesで穴埋めをした。

IMM_16.jpg
Step14:末端のポリグループをクリック&ドラッグ。で、挿入。もっとうまい角度で挿入したいのだが、結局こんな角度で来てしまう。法則は見出せない。

IMM_17.jpg
Step15:というわけで、なんとか位置あわせ。ここがスパッと思い通りにいくといいのだが・・・。方法を知らないだけだろうか?

IMM_18.jpg
Step16:合体!

IMM_19.jpg
Step17:IMM Spaceshipの中にあるパーツ(Mキーを押すことによって選択可)を取り出し、接合部分のポリゴンを排除したものを挿入。(このパーツは、ポリゴン削除などの編集後、改めてInsertMeshとして登録したもの)

IMM_20.jpg
Step18:合体。あれ?パーツが変形するんだっけ?線数がばっちり合っているせいかもしれない。

IMM_21.jpg
Step19:IMM Doragon Bonesから、頭蓋骨を挿入。これはただおいてあるだけ。

IMM_22.jpg
Step20:あとは、いろいろ挿入。接合するのでなければ、ブラシを選択し、任意の場所で、クリック&ドラッグなどで、盛っていけばよい。これは、かなり適当。




posted by hrys at 09:56| ZBrush | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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