2012年06月28日

ZbrushによるCar Modeling

ZCar.jpg

ZCar_02.jpg

ZCar_03.jpg
 空力を考慮した自動車のようなものをデザインするのにもZBrushは適している。が、全体をデザインした上で、きれいな表面を作ることはブラシだけでは、不可能に近い。(すっごい達人がいるのかもしれないが) 個人的には、あんまり必要性がないのだが、学生の中には、こういったものをモデリングしたいという人もいる。そこで、プロセスを整理してみた。

ZCar_05.jpg
Step01:基本形のモデリング
 自動車の基本形を作るにあたり、いくつかやり方を考えてみたのだが、結局のところ球体からの変形がもっとも効率が良いように思う。ちなみにこれは、結構適当に1時間ほどでモデリングしたもの。全体のプロポーションや、面の構成に気を配ればよい。そこそこがんばったのだが、表面には細かな起伏があり、完璧とはいえない。

ZCar_04.jpg
Step02:塗りわけ
 メカもので重要なのは、パーツ感。いくつかの部品で構成されているので、その境目の処理がリアリティーに関係してくる。窓やヘッドライト、グリルなどといった外部とのインターフェイス部分は、マスキングで描き、色をつけている。境目の細い線もブラシサイズを2にして、マスキングし、納得のいく線になったところで、着色。

ZCar_06.jpg

ZCar_07.jpg
Step03:トポロジー
 そこまで複雑ではないので、ZBrushでトポロジー。ここではかなり大雑把に捉えているのがわかるだろう。基本モデリングが緻密ならば、さらに細かく追ってもいいだろうが、そうでもないので、むしろ大きく捕らえたほうが方面は滑らかにできるだろう。エッジの流れなどは、これよりは丁寧にやるべき。ちょっと急いで、適当だからね。

ZCar_08.jpg
Step04:厚み付け
1:Tool→Morph Target→StoreMTで現在の形状を登録する。
2:Tool→Deformation→Inflateを用いて、各法線方向に膨張させる(ここでは、30)
3:Tool→Morph Target→CreateDiff Meshをクリックする。
別のTool 「MorphDiff_オブジェクト名称」として、パレットに生成されている。

 この場合、内側に厚みをつけたかったので、あらかじめ、Inflatで-30縮めてMorphTargetを登録し、CreateDiffする前に30膨張させて(元に戻して)いる。

ZCar.jpg
Step05:Softimageへの読み込み。
 通常であれば、.objでの書き出し/読み込みでSoftimageに持ってくる。が、ここでは、新しくプラグインが用意されたGoZ For Softimageで一発転送。インストールがちょっとややこしかったので、詳しくは、別の機会に。

ZCar_09.jpg
Step06:パーツ分け
 トポロジーの際に、パーツごとに分けられるようにエッジに配慮しているので、パーツ分けも容易。ここでは、パーツごとに表示し、Polygroups→Auto Groupsで分割している(ここで、別パーツになっているわけではない)

ZCar_10.jpg
Step07:Softimageによる細部モデリング
 Softimageに読みこむ際にグループをオブジェクトとして読み込めば、図のようにパーツが分かれた状態で読み込まれる。ここで、エッジのべべリングをするなどしていけば、さらに緻密なモデリングが可能だろう。




【関連する記事】
posted by hrys at 11:21| Zbrush→Softimage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。